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あまりにもメジャーで大人気の中島みゆきさでありますが、彼女もあのころ、NSPや山崎ハコや森田童子と並ぶ、アングラ的な存在からスタートした。

業界の人々が彼女の異才におどろき、その声質にも、曲にも、詩にも驚き、あっというまにスターになった。

 

ぼくはあるとき繁華街の隅に捨てられたごみの山を見た。そこにはいろんなごみにまじって、大量のレコードが捨ててあった、もう20年ほど前か、

ぼくはそのレコードが気になり、近くに寄ってみてみた、

いろんなアイドルのLPがあり、そのなかに、ビニールにもはいっていない、見たことのあるレコードを見つけた。

中島みゆきの 「あ・り・が・と・う」であった。

ぼくは、そのLPは高校の時に買って同じものを持っていた。でも、その棄てられたLPレコードを見て、可哀そうになった。

ぼくは、そのレコードをひらって持って帰った。

かえって、中のLPの盤の状態をみた。すこし傷がついていた、

その傷は、何度もついていて、ある曲の出だしの空白に針を落とそうとしてる、

この曲が好きで、何回も聞いたんだ、

B面の一曲目と二曲目の間に 傷がついていた。

その歌は 「ホームにて」である。僕も大好きな歌で、いまでも人気のある歌だ。

この歌を聞いて、持ち主は故郷を思ったのだ、その持ち主は、レコードはもう聴かないから捨てようと思ったのか、

あの時の気持ちを忘れたのか、誰かに捨てられたのか、捨てたあのときの歌と思いが

そこにあったのだ。

このLPは、1977年6月に発売。オリコンアルバムチャートでは最高6位を記録し、中島のオリジナルアルバムで初めて最高10位以内を獲得した。

のちに シングル「わかれうた」のB面としてシングルカットされる。

ぼくは北海道が好きで学生の時に何度も旅をした。

不思議な感覚であるが、国鉄北海道総局の当時の駅のアナウンス、車内のアナウンス、

やさしいんである。寒い北海道、でかい北海道、あまりいい客車はなく、旧型のけつのいたくなる、もちろんリクライニングなんか

できない車両。やっとのおもいで、駅に着く。まあ、この余市駅のアナウンスを聴いてください

 

レコードを捨てたひとも、故郷に帰りたかったのか、

もう帰るふるさともないのか、歌はひとの記憶の中、

当時、ぼくは高2か高3、MBSのラジオのミュージックマガジンという野球のないオフシーズンにあった番組に、わざわざ、札幌からみゆきさんがでるという。

もう、驚いた、毎回聞いた。関西を知らないみゆきさんは、枚方市をまいかたし、と読んでいた、笑った。

もう、むちゃくちゃたのしいラジオだった。こんなに明るいのか、と、驚いた。

そう、暗い歌うひとは明るいんだよ。悪役できるのはいいひとなんだよ、そして、その翌春、千春が忙しくなりすぎてオールナイトニッポンを月曜日おりるという、その騒動はすごかった。千春もすきだった。千春の放送はラストの一時間は、ずっと、説教されてた、そんなことはいい、そのあとにみゆきさんがでるのである、そこで、生まれた歌が、ファイト! 

話戻ると、上のチューブは、近畿大学の学園祭のようである。1977年ころだろうか

2025/04/14  高校生の僕も63歳だよ

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